【海外のおすすめプール:ヨーロッパ編】旅する水中愛好家 飯島のおすすめをご紹介

今まで色々な国を旅しながら、その土地のプールを巡ってきました。

3歳から水泳を始めたわたしにとっては、泳ぐことは日常。

「旅を日常にする」としたら、それは泳ぐことを意味します。

これまで旅してきたアジア、ハワイ、オーストラリア、ヨーロッパ。

訪れた国で観光スポットよりも、わたしの好奇心をくすぐるのはローカルなプールでした。

コロナの影響で海外渡航はストップしていますが、過去のレポートを振り返りながら気分をあげてみたいと思います。

kumiko
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コロナが落ち着いたら、また旅に出るぞーー!!

海外のプールが好きになった理由

競泳選手として活動していた学生時代。練習や遠征で国内の様々なプールで泳ぎました。

それはとっても貴重な経験でしたが、競泳選手として大会に出る以上は結果が求められます。

なんだか心の底から「泳ぐことが好き」という想いを忘れてしまっている自分がいました。

当時はそのまま現役を引退。競技からは離れましたが、数年後、オーストラリアでの体験がわたしの意識を変えました。

オーストラリアでは、朝5時にオープンするプールがたくさんあります。

「そんな朝早くから泳ぐ人なんているのだろうか?」と疑問に思うかもしれませんが、朝からプールはたくさんの人で賑わっています。

若い人も、お年寄りも、楽しそうに泳いでいます。

そして泳いだ後は、そのままプールサイドにあるカフェに集まって、くつろいでいるんです。

ルールの多い日本ではありえない光景に、驚きました。

プールが人々の憩いの場になっている。

しかも、おしゃれ。

今までの常識が取っ払われた瞬間でした。

そして、「もっと色んなプールで泳ぎたい」と思いました。

なぜ海ではなくて、“ローカルな「プール」”に行くの?

「泳ぐなら、海でも良いのでは?」

「なぜ、わざわざプールを探して行くの?」

そんな質問をされたことがあります。

特にわたしは、国際的な試合が行われる大きなプールよりも、地元の人しか行かない様なローカルなプールが好きです。市民プールっていうのかな。

なんだか、隠れ家みたいな感じで好きなんです。

そこには、その土地で暮らす水泳好きな人々の日常があります。


・仕事帰りに気分転換のために泳ぐ人
・トレーニングのために泳ぐアスリート思考の人
・健康維持のためにエクササイズとして泳ぐ、おじいちゃん・おばあちゃん

海と違って、この密室空間でルールに従って泳ぐことは、
そこでのやりとりがうまれます。

例えば、「お先にどうぞ」という、やりとり。
同じコースで泳いでいると、抜かしたり抜かされたりします。

そのやりとりからコミュニケーションがうまれ、「この場所に自分も参加しているんだ」という気持ちになります。

日本語が通じない場所で1人旅をしていても、ここはわたしの場所だと思えるのです。

また、その国や土地によって違う、「プールを使うためのルール」を知れるのも楽しいです。各国の文化も反映されていると、勝手に思っています。

ヨーロッパのおすすめプール3選

ここで今まで訪れたプールの中で、今回はヨーロッパのおすすめプールを3つ紹介します。

場所の名前や詳細は外部リンクの過去記事よりご参照ください。

【ドイツ:ベルリン】1936年オリンピックで使用された屋外プール

2019年の夏、友達に会いにドイツのベルリンへ。

毎日40℃近い猛暑日で、5日間の滞在中3回このプールに行きました。

ここは1936年夏、ヒトラー政権下のベルリンでオリンピックが開催された場所です。

“教科書や映画で見た世界に自分が触れている”

その建物や光景に興奮したのを今でも覚えています。

連日通いすぎて、スタッフさんと仲良くなったのも良い思い出。

【デンマーク:第4の都市オールボー】プールまでも「北欧デザイン」

2018年の秋に、友達に会いにデンマーク:第4の都市オールボーへ。

ここは首都:コペンハーゲンからは列車で約4時間の場所です。つまり、田舎です。

苦手な寒さも心地よく感じられた『ヒュッゲ(Hygge)』な日々。
(日本語に訳すとしたら、”居心地のいい時間や空間”という感じ)

友達がスイミングコーチをやっているということで、指導している地元のスイミングスクールに入れてもらい練習しました。

スクール内のインテリアがおしゃれで、「さすがデンマークだなあー」と関心したのを覚えています。

急に選手たちに英語でヨガのレッスンをすることになって、大変だったけど、良い経験でした。

【フィンランド:ヘルシンキ】サウナとプールが両方楽しめる「フィンランド式プール」

フィンランドといえば、「サウナ」で有名ですよね。

「フィンランドにプールなんてあるのだろうか、、、」と思いつつ、調べてみると街の中にたくさんありました。しかも、どのプールもサウナが付いてます。

2019年の夏、ベルリンから移動し、ここで数日間過ごしました。

夏のヨーロッパは日が長くて、
ずっと「今日」が終わらないような、そんな不安感を抱えつつ。

美しい街並みを眺めながら屋外プールで泳いだり、サウナでリラックスしたり。

「夏のフィンランドに住みたい!」と思った日々でした。

今回はヨーロッパのおすすめプールをご紹介させていただきました。

早く海外に行ける様になって、他のエリアのおすすめプールも書けますように。。。

みなさんからの『海外のおすすめプール情報』を募集中です!
ぜひ、ご紹介くださいませ!



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