水中活動

【スイマーさん向け:泳ぐメディテーション】長い距離を泳ぐ時のマインドとの付き合いかたについて

元競泳選手だった経験を活かし、4年前から『オープンウォータースイミング』をはじめました。『湘南オープンウォータースイミング10kmの部』を3度完泳したこともあります。

また、『メディテーション』の練習を取り入れてからは、長い距離を泳ぐのがより楽で楽しいものになりました。

そんなわたしが、自身の体験を交えながら、『長い距離を泳ぐ時のマインドとの付き合いかた』についてお伝えしたいと思います。

水泳上級者向けの内容ですが、よかったらぜひ試してみてください。

kumiko
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マインドと上手に付き合うことは、事故防止にもつながります。ぜひ「メディテーション」をトレーニングに加えてみてはいかがでしょうか

オープンウォータースイミングとは
海や川・湖といった自然の水の中で行われる長距離水泳競技。プールでの競技と異なり自然の中で行われるため、競泳とは異なる技術や知識が必要とされる。

湘南オープンウォータースイミングとは
湘南エリアで毎年開催されているオープンウォータースイミングの大会。10kmの部は逗子海岸からスタートして江の島(片瀬東浜海岸)まで泳ぐ。

わたしのスポーツ経歴

まず、わたしのスポーツ経歴について、お伝えしますね。

いつできごと
3歳喘息もちの母に連れられ、水泳を習い始める。
7歳スイミングスクールの選手コースに入る。
小学生50m自由形を29秒台で泳ぐようになる。全国大会出場。
中学生100m自由形を1分で泳ぐようになる。
高校生メンタル弱すぎてスランプ突入。全く自己ベスト出ず。
高校卒業時に競泳引退。
大学生理系大学進学。スイミングスクールでバイト。
20代前半ホノルルマラソン(フルマラソン)完走。泳ぐ方が楽だと実感。
20代後半海を泳いだり、素潜りするようになる。
トライアスロンスクールで泳ぎはじめる。
日本やオーストラリアの海で10km完泳。
現在ヨガやメディテーションの要素を取り入れながら、
泳ぎ&潜りのトレーニングを続ける。

こんな感じで、物心つく前から水泳をはじめました。

競泳選手としては、中学生の時がピーク。その後、メンタルの弱さが原因でスランプに陥り、競泳に対するやる気も失い引退。

大学進学後はトレーニングから離れ、普通の生活。
仕事でメンタルやられたことがきっかけでランニングをはじめ、フルマラソン完走。

結局、水中の方が楽で自分らしいなと気づき、20代後半に水中活動(海を泳ぐ&フリーダイビング(素潜り))をスタート。

現在はヨガやメディテーションの講師資格を取得し、その知識や体験を水中活動にも活かしています。

要は「いったん陸にあがったけど、また水中に戻ってきちゃった」感じです。

メディテーションとは

『メディテーション』すなわち『瞑想』とは、“何かと親しくなること”。

これについては、以下の記事で説明しています。よかったらご覧ください↓

ここでは、『思考を手放し、“自分とつながっているような感覚または状態”。“自分と対話しているような感覚”。』とさせてください。

心地よいペースで泳ぎ続けているうちに、グルグルと忙しく回る思考が落ち着き、気持ちが穏やかになってきます。

そうなると、「ランナーズ・ハイ」みたいに、ずっと泳ぎ続けることができるのです。

長い距離を泳いでいるときのマインドについて

もちろん、フィジカルな練習も必要ですが、スポーツは『自分のマインドとどう向き合うか』も大きなカギとなります。

それによって、パフォーマンスに大きな差が出ることを、競泳選手時代に痛感しました。

「海で10kmを3時間、ノンストップで泳ぎます」

と言うと、

「疲れたり飽きたりしないの?」とか、「なに考えながら泳ぐの?」とよく聞かれますが、

長い距離を泳ぐ時、マインドについて以下の3つことを意識して繰り返してます。

長く泳ぐときに意識している3つのポイント(マインド)
  1. 不安な気持ちや「疲れた」など、思考の動きに気づく
  2. 気づいたら、思考を手放してストロークまたは腕の感覚に意識を向ける
  3. 腕に水が当たる感覚や、手のひらで水を捉える感覚に意識を起き続ける

また、泳ぎながら体の状態を調べるために、体をスキャンするようなこともしてます。

それくらい余裕をもっていられるようにマインドと向き合うことで、自分の周りの環境にも注意をはらえます。

少ない疲労感で泳げるだけでなく、何かアクシデントや予期せぬ出来事が起こった時にも対処できるのです。

特に海などの自然の中で泳いでいる時は、ちょっとしたことが事故につながる危険もあります。

海で泳ぐ方には特に、「メディテーション」の練習を取り入れてみて欲しいです!

今回は、水泳を例にお伝えしましたが、ランニングやウォーキングでも「メディテーション」は使えます。(歩いている足に意識を置き続ける、など)

わたしの『マインドフルネス・メディテーション』のレッスンでも、たまにウォーキングメディテーションを取り入れています。

『ウォーキング・メディテーション』については、別の記事で書いていきたいと思います。

ご興味ある方はレッスンにぜひご参加くださいませ。


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