2017年の秋、「True Nature Meditaion」という日本初のメディテーションスタジオで、メディテーション（瞑想）を学びはじめました。
「どうせなら、より深く学ぶために『指導者養成コース』を受講してみよう」
と、『瞑想指導者養成コース100時間』へ申し込み、その1年後コースを修了、レッスンを持ちはじめました。
最初の頃の感覚や想いをリマインドするために、この3年間を振り返ってみたいと思います。
「メディテーションに興味がある」という方の参考になれば幸いです。
・「マインドフルネス」とは：“『今、この瞬間』に意識をおくこと”
・「メディテーション」とは：チベット語では『Gom（ゴム）』と訳され、意味は“何かと親しくなること”。ここでは、「本来の自分の心に親しむこと」と解釈します。
※「マインドフルネス」や「メディテーション」についての説明、練習方法はこちらの記事で書いています。まずはこちらの記事をご覧ください↓
マインドフルネス・メディテーションを学びはじめた頃
2017年5月、オーストラリアやハワイ島での半年ほど生活した後、日本に帰国しました。
当時、久しぶりの日本はとても新鮮で、東京はすごく発展していて、なんだか変な感じでした。
お金を得るために、恐る恐るはじめた仕事。都会の生活はやっぱりストレスで、馴染めなくて、どこか虚しくて。
「わたしはどうしたいの？」と、自分に問い続ける日々を過ごしていました。
そんな時にふと思い立って、学びはじめたのが『マインドフルネス・メディテーション』でした。
もともと、内観すること、スピリチュアルなことの探求が好きで、心理学やコーチングの勉強もしていたことがあります。
誰かに相談するわけでもなく、自分でネットで調べて、プログラムの説明を聞いて、申し込みをして。。。
気が付けば、3年が過ぎました。
ひたすら座ったり、テキストで勉強したり、書物を読んだり。
クラスでは、今の自分が感じていること、疑問点などをシェアし合う。それが、すごく人間的というか、有機的というか、そういう関わり合いができる気がしたのです。
お互いのことを知って、自分のことを知る。
互いのシェアや気づきを、ただただ聞いている。ジャッジせず受け止める。
その空間が心地良いなと思いました。
一般的な社会は、本音を言うことを良しとしていない空気があって、すごく息苦しさを感じます。
何かを言って、ジャッジされて、勝手に傷ついて。。。
「もう正直に話すのはやめよう」「自分が間違っているんだ」
そんな風に感じる場面を、日本でこれまでに何度も経験してきました。
それはとても悲しい経験で、思い出すたびに心が痛みます。
多分わたしは、ジャッジすること・されることなく、流動的に繋がり、「安心できる場所」を探していたんだと思います。
自分を知ることや、相手を知ることを通して、自分の人生がより豊かなものになるような気がして、そこから継続しています。
3年たった今の感想
はじめた当時は、数年続ければ、すごく安定感のある大人な人間になれる。
何があっても動じない人間になれる。
そうなったら、わたしは絶対揺るがない、強い人間になれる。
「この先、人生に何があっても、絶対大丈夫！」
そんな淡い期待を抱いていました。が、現実はそんな簡単なものではなく。。。
以前よりも、落ち着いて自分と向き合ったり、自分の状況を観察できるようになりましたが。。。
そもそも、わたしが学んでいる『マインドフルネス・メディテーション』は、リラックスしたり気持ちよくなったりするためのものではありません。
このプログラムの目的は…
忙しい現代人が日々の生活のあらゆる場面において、“意識をしっかり今に置く力”を養う。それによって心に余裕をつくり、自分の人生と向き合う心の強さや穏やかさを培います。ストレスを減らすことが科学的に証明され、ビジネス、医療、スポーツ、学校教育など様々なシーンでマインドフルネスのトレーニングを導入するようになっており、心のトレーニングメソッドでもあります。（「True Nature Meditaion」公式HPより引用）
これからも、自分の人生を通してメディテーションの学びを深めていきたいと思います。
これからやっていきたいこと
一緒に練習する仲間を増やしたい。安心で安全に対話ができる場所、本音を伝えあえる場所を作っていきたいです。
何もしていなくても、何かしていても、ただそこに居るだけもでいい。自由でいい。
そんな温かさをおびた場を作っていきたいのです。
よろしければ、ぜひレッスンにご参加くださいませ。
＼「いいじまらじお」始めました／
このラジオでは、旅や水中活動、メディテーション、ものづくりなどを中心に日々のことをゆるゆる語っていきます。よかったら聞いてみてください↓
